プラント業界のDX推進に伴い、単に専門知識があるだけでなく、デジタル技術と専門知識を融合できる「ハイブリッド型」のエンジニアの需要が爆発的に高まっています。
1. データを活用するスキルと効率化技術
DXの核はデータ活用です。現場の効率を劇的に改善するためには、デジタルツールを効率的に駆使できる技術が不可欠です。
- EPCフェーズでのデジタル活用
プロジェクトの設計・調達・建設(EPC)フェーズにおいて、全体の動向を把握した上で3D-CADやBIM/CIM(建設情報のモデリング)、ドローン測量などが使用できれば、設計ミスの削減や工程管理の効率化が飛躍的に進みます。これらのツールを使いこなせるエンジニアは、プロジェクトの生産性を高めるキーパーソンとなります。
- データ分析と可視化の基礎
収集された膨大なセンサーデータを分析し、業務改善に繋がるインサイトを導き出すための、データ分析や可視化の基礎的なスキルが求められます。
2. 「設備の知識」と「デジタル実装力」の融合
IT技術者とは異なり、プラントエンジニアには設備の知識があるからこそできるDX化があります。
例えば、設備の構造や稼働原理といった深い専門知識があれば、AIによる予知保全システムをただ導入するだけでなく、現場に最適なセンサーの選定、故障診断アルゴリズムの調整、部品発注、保全計画の最適化といった一連のプロセスを主導し、より良い現場改善の実現が可能です。